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雑記です。日常のこと、読書、子育て、考えたこと。

4月7日 「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」を観た。

映画「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」を観た。娘と二人で行ったのだが、映画館で映画を観るのは7、8年ぶりだ。子供が生まれてからは映画どころではなかったが、こうして一緒に映画に行けるようになって、娘も大きくなったものだとあらためて実感している。娘は初めての映画館で興奮気味で、私も久しぶりで前から楽しみにしていた。朝一番の9時からの上映だったので、早めに着くとまだ人はまばら。ポップコーンとドリンクの値段の高さに驚きながらも、まあせっかくだからと買っておいた。両方ともSサイズを頼んだのだが、たっぷり入っている。ポップコーンのLを食べきったら胃がおかしくなりそうだ。平日の午前中ということもあって、お客さんは少なめだが、子供たちは皆嬉しそうだ。上演前の予告やCM(これもたっぷりあった)が終るといよいよ本編が始まった。さすが「ドラえもん」、最初から最後まで息もつかせぬスリリングな展開であっという間だった。結構長時間だったはずだが、娘も最後まで食い入るように観ていた。危機一髪というシーンが何度もあり、結局はドラえもんの道具でなんとかなるだろうとわかっていてもハラハラしてしまった。パオパオというマンモスか象のような動物が登場するのだが、これが可愛い。このパオパオのおもちゃをもらって娘は大喜びだった。

映画の内容は、南極の氷の下に眠る古代遺跡を舞台に、のび太ドラえもんたちが時を超えて冒険するというものだ。南極、古代、地球、宇宙と壮大なスケールで繰り広げられる物語に、私は隣の娘をよそに完全に釘付けになってしまった。普段は情けないのび太や、腹が立つだけのジャイアンスネ夫も映画では頼もしいのは昔から変わらない。

思えば私が初めて見た映画も確か「ドラえもん」だった。それから30年以上たってもこうして多くの子供達、そして大人をも魅了し続けているのは凄いことだ。そこには当然時代を超えて愛される普遍的なものがあるのだろうが、「ドラえもん」は時代に沿うようにアップデートもなされている。その一つが声優陣の交代だろう。特にドラえもんは以前の大山のぶ代さんのイメージが強すぎて当初は私も違和感があった。しかし子供達と一緒にテレビでドラえもんを観るうちに、その違和感も消え去って、キャラクターたちと声が完全に一致するようになった。そして今日映画を観て思ったことは、私が今日見たキャラクター達は、私がかつて子供の頃に見た彼らとは違うということだ。つまり私が感じたのは懐かしさではなく、新しさだということだ。もしかすると彼らも時を経て成長した、あるいは生まれ変わったと言えるのではないか。もちろん私も大人になって見方が変わったということもあるだろう。しかしそれを差し引いて映画の中の彼らは頼もしく勇敢で温かい。夢や希望、冒険、勇気。今となっては口にするのも恥ずかしくなってしまった言葉だが、「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」を観た後の私の心には、染みわたるように馴染んでいった。

映画が終り、もらったパオパオを片手に嬉しそうに映画の感想を語る娘もなんだか少し頼もしく見えた。

映画館までバスに乗って来た。少し距離があるが帰りは歩いて帰ることにした。

「夢をかなえてドラえもん」を歌いながら、ふたりでゆっくり家へと向かった。